女性特有の病気である「子宮筋腫」。
その発生原因は未だ解明されていません。
【子宮にできたこぶ 〜 子宮筋腫とは?】
子宮筋腫とは、子宮の筋肉にできた良性の腫瘍のことです。良性なので、どんなに大きくなっても組織を破壊したり、転移したりしないので、命を脅かされることはありません。しかし筋腫ができたことで、いろいろな症状が起こるために問題となるのです。
子宮筋腫があるとガンになりやすいとか、そのまま放置しておくとガンになってしまうのではないかと心配する人が少なくありません。しかし、子宮筋腫はガンではないので、ガンなどの悪性のものに変化することはありません。
子宮筋腫の核は、筋腫核(筋腫の芽といわれます)から発生します。ガンのように、ひとつの細胞が急激に増殖して広がるのではなく、ひとつの核からひとつの筋腫ができるのです。
つまり、筋腫が3つあれば、3つの異なった細胞の核からできていることになります。ひとつの子宮にたくさんの筋腫ができることがありますが、もとになる細胞はそれぞれ単独の細胞で、べつべつに大きくなってゆくのです。
通常、筋腫がひとつしかないということはまれで、数個から、ときには無数の筋腫ができることがあります。
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