子宮筋腫の大きさ
子宮筋腫の大きさを表す場合、一般的には筋腫ができている子宮全体の大きさをいいます。婦人科では慣習的に「鶏卵大」「ガチョウの卵大」「握りこぶし大」「新生児の頭大」などと表現しています。
大きいものではフットボールくらいの大きさに成長した筋腫もあります。
しかし、大きさだけが問題なのではなく、筋腫ができる部位によってその評価は異なってきます。後で詳しく述べますが、もし「粘膜下筋腫」で鶏卵大のものなら、かなりひどい過多月経と貧血が起こっているはずです。
一方、「しょう(将の下に水)膜下筋腫」だったら、鶏卵大であってもそれほどひどい症状を起こすことはなく、その意味では小さい筋腫ということになります。
一般的に、男性の大きめの握りこぶしくらい、「こぶし大以上」が手術の目安のひとつといわれます。
種類について >>
|