紫イペとは?
日本では馴染のない成分ですが、ブラジルのアマゾン川流域に自生している紫色の花を咲かせる植物の樹皮から抽出された成分です。
アマゾン川流域や南米では、インカ帝国の時代から何世紀にもわたって難病の克服など医療目的に用いられてきたとされています。
かのインドの指導者ガンジーも、紫イペ樹皮を30年もの間愛用し続けており、自らの体の不調を解消するとともに、人類のために精力的に貢献し続けたと言われています。
治療や手術後の回復に
この栄養素は薬ではなく、30種類以上もの超微量ミネラルを含む高機能栄養食品です。ですが、世界的な研究によって、抗腫瘍作用や抗炎症作用、免疫機能改善作用のほか新生血管増殖の抑制作用があることが分かってきました。
1956年に行われた動物実験では、悪性の腫瘍を直接攻撃する働きがあることが分かり、改善治療に用いられるようになっています。 早期はもちろん、進行中や末期でもその効果が認められており、がんに伴う酷い痛みから解放されたという事例も少なくありません。
また、体全身の機能回復を図り、体内アラン酢を調整作用があるため、術後の回復を早めたり、抗がん剤の副作用を軽減させる働きがあり、闘病中の苦痛軽減に役立てられています。
緑内障にも優れた効果
紫イペは目のかすみや散らつきをはじめ、緑内障や黄斑変性症などの目の病気の改善にも役立つという声が多く聞かれます。 緑内障では眼圧を正常に戻す働きが認められ、また、黄斑変性症においては新生血管の抑制により不快な症状を軽減してくれるのです。
この成分はとても貴重であり、日本ではサプリメントといった形でしか基本的に手に入りません。もっともサプリメントを選ぶ際は、配合されている成分をしっかり調べることが大切です。
人工的に栽培された紫イペより、自然界に存在する植物を使ったほうがはるかに栄養素が高く、微量ミネラルを豊富に含むことになるからです。 配合されている成分が、ブラジルの原野に自生しているものしか使っていないサプリメントを選びましょう。
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